不動産の青田売りとは
青田売りとはそもそも田んぼの稲がまだ青い段階から収穫を見越してその田んぼを売買して代金を受け取る方法のことをいいます。
不動産で言われる青田売りとは、まだ造成、建築工事が終わっておらず完成していない状態の物件や住宅を販売することをいいます。
不動産の業界用語で売り立てとも言ったりします。
完成前に購入だなんてなんだか抵抗がありますが、開拓許可がおりていて建築確認が済んでいるものであれば特に法に触れたりはしないので大丈夫です。
早めに資金を回収できると銀行などで資金を借り入れる際の利息を減らすことができますから業者側からすれば青田売りができるのであればしたいでしょう。
購入する側としてはやはり高価な買い物ですから、出来上がり完成したものをじっくり見て決めたいと思うのが当たり前です。
しかし、立地のよいマンションなんかは出来上がりを待っていたら売り切れてしまっているということも少なくありません。
失敗しない住宅選びのためには決断力も必要です。
インターネットで不動産契約
何かしらの理由で引っ越ししなくてはならなくなった場合、たとえどんな遠くへの引っ越しであったとしても、仕事や学校、家事などの日常生活を止めるわけにはいきませんから、それらをこなしながら物件を探すことになります。
従来であれば不動産屋へ自分の足で行って直接相談をしたり、住宅情報誌などを買い集めて探すなどの方法が一般的でしたが、最近はインターネットやスマートフォンが普及したこともあって、不動産情報サイトで便利に物件を探すことが出来るようになりました。
住みたい地域を選んだ上で、自分の希望の条件をチェックすることで物件情報の絞り込みが可能なので、好みに合った物件探しが大変手軽に行えます。
ただし、現時点ではインターネット上で契約まで完了するシステムはほぼ皆無で、まだ試験運用や検証の段階にあるに過ぎません。
不動産の取引では多額のお金が動くので、消費者を守るために法律で厳しく規制されていることが原因なのですが、実用化はまだしばらく先のようです。
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